漢の名言『アナベルガトー大尉』の生存説や嫌い派の意見についての調査報告

キャラクター紹介第一弾は、『ソロモンの悪夢』アナベルガトー大尉の紹介です。

個人的には、好きなキャラクターランキング上位なんですが、読んでくださっている読者の方はどちらでしょうか?

 

好きですか?嫌いですか?

意外だったのはGoogleのサジェストワードに『嫌い』『クズ』などのワードがあったことですね。

 

(個人的にショックでしたが、、、)

他にも『生存』というワードもあったことから『え!?生きてるの?』と衝撃でした。

 

今回は、アナベルガトー大尉の名言や、Googleのサジェストワードによって明らかになった、アンチ派の理由について調査してみました。

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1章・アナベル・ガトーの経歴

出典:YouTube

1.1 一年戦争時のガトー

一年戦争において、アナベル・ガトーはドズル・ザビ指揮の下、宇宙攻撃軍第302哨戒中隊隊長としてソロモンを中心とした宙域で活動していました。

 

彼はソロモン撤退戦において、ア・バオア・クーへの撤退を目指すドロス級空母2番艦「ドロワ」を中心とした艦隊のしんがりを務め、ジム部隊を全滅させるなど、連邦軍追撃艦隊に大きな損害を与えました。この功績により、「ソロモンの悪夢」という異名が付つくことになります。

ガトーは一年戦争時、様々な機体に搭乗しています。

(あと付設定の部分もありますが…)

 

設定ではソロモン撤退戦ではリック・ドムとゲルググの両方に搭乗したとされています。

その他、ガトー専用機を紹介!

 

ガトー専用リックドム

ガトー専用ゲルググ

ガトー専用グフ・カスタム

ガトー専用ザク

ガトー専用ギャン

デラーズフリートに参加することになったことのきっかけが、ア・バオア・クー防衛戦でした。

彼は専用の緑と青のゲルググに搭乗して参戦しましたが、戦闘中に乗機の右腕が損傷します。

 

修理のためにエギーユ・デラーズの乗艦グワジン級戦艦グワデンに着艦しましたが、デラーズが戦闘宙域からの撤退を決定し、修理をすることができませんでした。

 

結局、デラーズの説得により、ガトーは彼と共にア・バオア・クーの戦線から離脱することになります。

(この時にガトーはア・バオア・クーで散るつもりでした)

 

その後、ガトーは月で潜伏生活を送ることになります。

当時、月の企業連合体はジオン公国に好意的であり、ガトーたち公国軍残党は比較的快適な潜伏生活を送っていたとされています。

この時期にガトーはニナ・パープルトンと恋仲になり、同じくフォン・ブラウン市に滞在していた戦友ケリィ・レズナーとも交流があったとされています。

(ガトーとケリィの共闘は見たい部分ではありましたね、ヴァルヴァロとノイエジールのペアは個人的に胸熱です)

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1.2 デラーズ紛争でのガトーの活躍

アナベル・ガトーのデラーズ・フリート時代は、彼が一度は連邦軍に捕らえられたにもかかわらず、最終的にはデラーズ・フリートに戻り活躍した時期である。

 

彼の戦いぶりや思惑を詳細に追うことで、彼の性格や目的について深く掘り下げることができます。

 

彼がデラーズ・フリートに復帰したのは宇宙世紀0081年9月17日で、それから2年後の0083年10月13日には、地球連邦軍トリントン基地へ潜入します。

 

彼は「バルフィッシュ」というコードネームを使用し、ニック・オービルの運転するジープに乗って基地内に潜入した。彼の目的は、Mk-82核弾頭を搭載したガンダム試作2号機を強奪することでした。

 

基地からの脱出に成功したガトーは、アフリカへ向かいながら追撃部隊から逃れました。

この際には、アルビオンとの戦闘に参加せず、HLVに搭乗して宇宙に脱出しています。

この時点で、彼はデラーズ・フリートとともに、地球連邦に対して宣戦布告を行います。

 

彼はガンダム試作2号機を駆り、コンペイトウ宙域で行われた連邦軍の観艦式を襲撃する。彼の行った核兵器による攻撃は成功し、集結していた連邦軍艦隊の3分の2を航行不能に陥らせます。

コンペイ島観艦式襲撃時

コンペイ島観艦式襲撃時

コンペイ島観艦式襲撃時

コンペイ島観艦式襲撃時

 

その後、コウ・ウラキのガンダム試作1号機フルバーニアンとの一騎討ちに突入し、最終的には相打ちとなりました。

 

ウラキとの交戦によりGP -02が大破した後

ウラキとの交戦によりGP -02が大破した後

 

ガトーは一年戦争時代からの部下であるカリウス・オットーに救助され、その後アクシズ先遣艦隊と合流しています。

ガトーは乗機をノイエ・ジールに換え、地球へのコロニー落としを成功させるために出撃します。

 

彼は連邦軍のコロニー追撃艦隊を壊滅させ、コウのガンダム試作3号機と激闘を繰り広げることになります。

地球軌道上での戦闘では、ソーラ・システムIIのコントロール艦を破壊し、コロニー破壊を阻止することに成功しています。

 

 

その後、コロニー内部のコントロールルームに進入し、最終軌道調整を自身の手で果たすことになりました。

 

この時、ニナと再会するが、コウに隙を突かれ、脇腹を負傷。

ニナに助けられるも、

彼女を巻き込まないために気絶させカリウスに預けるのが最後の瞬間でした。

 

その後、ガトーは連邦軍艦隊の包囲網から逃れるチャンスを無視し、コウとの最後の一騎討ちへと突入する。

(この時のガトーの覚悟には胸が熱くなるところですね)

戦闘は一進一退の攻防であったが、最終的に弾薬を尽きたコウを捕獲します。

 

しかし、その瞬間、バスク・オムの味方損害を顧みないソーラ・システムIIの第二射を受け、機体が中破する。コウの乗機は行動不能に陥ったが、ガトーはあえて止めを

刺さず、その宙域を去ることを選びました。

 

ガトーは残存した味方部隊とともにアクシズ先遣艦隊へと到達するため、連邦の包囲網を突破しようと試みます。

しかし、圧倒的多数による攻撃や、機体・心身ともに消耗が激しい状況により、次々と被弾してしまいます。

 

味方機が次々と脱落する中、ガトーはサラミス改級宇宙巡洋艦(『0083』小説版ではマゼラン改級宇宙戦艦)に特攻し、戦死を遂げました。

 

 

ガトーの最後

ガトーの最後

 

アナベル・ガトーのデラーズ・フリート時代は、彼の信念や覚悟が試される時期であった。彼は最後まで自分の信じる道を突き進み、命をかけて戦い続けた。

 

彼の悲劇的な最期は、彼がただ一人の兵士としてではなく、デラーズ・フリートの一員として、そしてジオン残党の理念を守ろうとした人物として描かれている。

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1.3 ガトーの評価

アナベル・ガトーは、ジオンの熱き魂を持つ一本気なキャラクターであり、彼の躍動感あふれる姿は多くのファンを魅了していいます。

ガトーはデラーズ・フリートの中核メンバーであり、ギレンの信奉者として大義名分を主張しながらも、その行動は残念ながらテロリストのそれです。

(ガンダムを奪い、核を打ちかまし、コロニーを落とす)

 

しかし、彼には敵を敵と認めた相手に対して強烈な悪意を向ける一方、実力ある者には度量を見せて称賛するという面もあり敵であるコウ・ウラキやシーマの力量は素直に認めている。これが彼の美点であり、欠点とも言えますが。

 

その一途さがガトーの評価に繋がっており、彼は今も根強い人気を持つキャラクターとなっています。

しかしながら、彼に対する意見は毀誉褒貶の激しいもので、その好悪は人それぞれである。

 

彼の魅力と複雑さが絶え間なく語られる現代では、アナベル・ガトーの評価は非常に鮮やかで、躍動感あふれるものとなっている。どんな意見があろうとも、彼に対する根強い人気は揺るがないことが、2018年の全ガンダム大投票の結果からも明らかです。

 

2章・アナベル・ガトーの名言

2.1 ガトーの言葉

アナベル・ガトーは、その名言を通してジオンの魂と彼の信念を強く感じさせます。

 

「我々の真実の戦いを、のちの世に伝えるために」

 

という言葉は、彼が自分たちの戦いが将来世に影響を与えることを信じていることを示しています。

彼の言葉は、ジオンの理想を掲げ、その信念を守ることに命を捧げる姿勢を強調しています。

 

また、「歯車となって戦う男には分かるまい」

 

という言葉から、彼が個人としての信念と義に基づいて戦っていることが伺えます。ガトーの名言は、ジオンの魂と彼の信念を理解する手掛かりとなります。

2.2 劇中での名シーンと名言の紹介

劇中での名シーンの一つは、ソロモン(コンペイトウ)で行われている連邦軍の観艦式にガンダム試作二号機の核を打ち込む前のアナベル・ガトーが言った言葉、

 

「再びジオンの理想を掲げるために、星の屑成就のために、ソロモンよ、私は帰ってきた」

 

です。

 

これは、彼がジオンの理想を守り、そのために戦い続けることを決意していることを示しています。

 

また、コウ・ウラキとの一騎打ちの中でガトーが言った言葉、

 

「しかし、怨恨のみで戦いを支える者に私を倒せぬ。私は義によって立っているからな」

 

も印象的でしたね。

 

これは、彼がただの恨みや怒りではなく、正義や理念によって動かされていることを示しています。

2.3 ガトーの言葉から読み取れる彼の信念

アナベル・ガトーの言葉は、彼の信念やジオンの魂について語る鍵となります。

 

彼が連邦軍の士官としてのコウ・ウラキに「君も将校だろう。だたの兵でないのなら大局的にものを見ろ」と言った言葉は、コウ・ウラキに対し、彼が士官として大局的な視野を持つべきであり、ただの兵士ではないということを強調しています。

 

これは、ガトー自身が大局的な視野を持って戦っていることを示唆しています。

 

また、「素晴らしい。まるでジオンの精神が形となったようだ」という言葉は、ガトーがジオンの精神を大切にしており、それが形になることを高く評価していることがわかります。

 

最後に、「ふっふっ。腐った連邦に属さねば貴様も苦しむ事はなかったろうに」という言葉は、ガトーが連邦軍に対して否定的な見方を持っていることを示しています。

 

彼は連邦軍が腐敗しており、それに従わなければ苦しむことはなかったと考えています。

 

これらの言葉から、ガトーの信念や思考が読み取れますね。

 

総じて、アナベル・ガトーの名言は、彼のジオンへの信念やその戦いに対する姿勢を示しており、その強烈なキャラクターで人々の記憶に残るキャラクターとなりました。

 

ガトーの言葉から、ガトーの信念を知るることができ、物語における彼の重要性を感じ取ることができます。これらの名言は、劇中のシーンとともに印象に残り、アナベル・ガトーのキャラクターの魅力をより際立たせています。

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アナベルガトーの名言集

話数 セリフの情景 セリフ
第2話 トリントン基地での戦闘

(C)創通・サンライズ

(C)創通・サンライズ

第2話 ガトーがコウを圧倒した後

(C)創通・サンライズ

(C)創通・サンライズ

第2話 回収挺が撃墜された後の対峙

(C)創通・サンライズ

(C)創通・サンライズ

第2話 回収艇が撃墜された後に後退

(C)創通・サンライズ

(C)創通・サンライズ

第5話 エギーユ・デラーズの言葉に感動

(C)創通・サンライズ

(C)創通・サンライズ

第10話 コウ・ウラキとの一騎打ち

(C)創通・サンライズ

(C)創通・サンライズ

第10話 コウ・ウラキとの一騎打ち

(C)創通・サンライズ

(C)創通・サンライズ

第11話 ノイエ・ジールを見て

(C)創通・サンライズ

(C)創通・サンライズ

第12話 地球を見て

(C)創通・サンライズ

(C)創通・サンライズ

第12話 シーマ・ガラハウに対して 「シーマ、獅子身中の虫め。」
第13話 ソーラシステムIIを突破 「もはや誰も止められんのだ。」
第13話 コロニーのコントロールルーム 「事を成し遂げてこそ我々のあと

 

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3章・アナベル・ガトーが嫌われている理由

3.1 ガトーのテロリストとしての行動

アナベル・ガトーは、一部のファンからは嫌われているキャラクターです。その主な理由の一つは、彼のテロリストとしての行動にあります。ガトーは、ストーリーの中でジオン残党軍の一員として連邦軍に対して様々な破壊活動を行っており、それらの行為は一部の視聴者からは好ましくないと感じられています。

 

彼の行動は、人命や財産の喪失を引き起こし、物語の中で悲劇を生み出しています。これらの行動は、一部のファンからは単なるテロ行為として受け止められ、彼らがガトーを嫌悪する理由の一つになっています。

3.2 矛盾する行動と理念のギャップ

また、ガトーが嫌われる理由の一つに、彼の行動と理念の矛盾が挙げられます。

 

彼はジオンの理念や魂を掲げながらも、その行動は一貫性に欠ける場面が見られます。このギャップは、彼が信念や理念を単なる口先だけで主張しているように映り、一部の視聴者からは違和感や嫌悪感を引き起こしています。

 

例えば、彼が大義や信念、魂といった言葉を振りかざす一方で、その実際の行動は暴力や破壊に走っていることがあります。

 

これは、一部のファンにとっては矛盾したキャラクター性を感じさせ、ガトーに対して否定的な意見を持つ理由となります。

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3.3 ガトーへの批判と反論のポイント

ガトーに対する批判の中には、彼の言動や態度が矛盾しているという意見が多くあります。

彼は事あるごとに大義や信念、魂といった言葉を用いて自己主張を行っている一方、その実態はテロリストとしての行動に終始しています。

 

これは、一部のファンからは薄っぺらいキャラクターとして見られてしまい、ガトーへの嫌悪感が増すこともあります。

また、ガトーの振る舞いや言葉は、キャラクター自体が必死に自己主張をしようとしているように映り、視聴者に違和感を与えることも。

 

しかし、ガトーに対する反論としては、彼の行動や言葉は戦争の中で生き抜こうとするキャラクターの葛藤や苦悩を表現しているという意見もあります。彼が口にする言葉は、彼自身の信念や理念に対する矛盾や葛藤を表しており、その矛盾がむしろ彼の人間性を際立たせていると捉えることもできます。

 

また、ガトーの行動や言葉は、物語の中で他のキャラクターとの対比や軋轢を生み出し、物語をより深く、複雑にする役割を果たしているとも言えます。そのため、一部のファンからは、ガトーが持つ矛盾や違和感が物語に厚みや深みを与えていると評価されている点です。

 

最終的に、アナベル・ガトーが嫌われる理由は彼のテロリストとしての行動、矛盾する行動と理念のギャップ、そして彼への批判と反論のポイントなど、さまざまな要素が絡み合っています。

 

しかし、それらの要素が物語の中で重要な役割を果たしており、彼のキャラクターが視聴者に与える違和感や矛盾を通じて、物語の複雑さや魅力が引き出されているとも言えるでしょう。

ガトーの好きか嫌いかの投票結果

好き嫌い.COM

 

なんと、嫌い派の方が多い結果でした。

正直ショックすぎて、筆者としては言葉が出ませんが。。。。

 

とは言え、嫌われるということはそれだけ人の印象に残っているということなので、ファンとしてはいいことと思って受け取っておきます。

 

 

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4章・ガトー生存説の謎

 

4.1 ガトーの最後の戦いと生死についての謎

アナベル・ガトーの最後の戦いと生死については、複数のバージョンが存在し、その謎がファンの間で話題となっています。OVA版では、ガトーはアクシズ先遣艦隊へ到達しようと連邦の包囲網を突破するも、最後に連邦軍のサラミス改級宇宙巡洋艦に特攻し、戦死したとされています。

 

しかし、漫画版『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』では、ガトーは捕虜となり法によって裁かれる?という別の結末が描かれています。これらの違いから、ガトーの生存説の話が生まれました。

4.2ガトーが生きているとする説とその根拠

 


漫画版『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』ではガトーが捕虜となり法によって裁かれるという展開があります。このことから、彼は少なくとも漫画版においては生き延びています。

私もまだ読破できていませんが。

 

このようなことからも、漫画版では生き延びで何らかの流れで、極刑にはならず生き残ることになっています。

私はまだ、話を知らないため考察ですが、恐らくガンダム開発計画そのものがストーリーで封印、抹消することになり全てなかったことになります。

 

そのため、

・ガトーがガンダム試作2号機の強奪
・ガトーが核弾頭を撃ったことも試作2号機が存在しないことになる

 

このことで、減刑されまたその高いパイロット能力を買われることで司法取引となりティターンズに参加することになる

という流れではないでしょうか?

 

こうなってくると、スパロボでも漫画版の話が適応されたりしてまた違った登場をしてくるかもしれませんね。

 

ただ、ガトーの性格からすると司法取引には応じることはないような感じもしますが。。。

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まとめ

今回は、初キャラクター紹介:アナベルガトーの紹介でした。

反対派が多かっったことがショックで傷心中の筆者ですが、これからもロボットにまつわるあれこれについて紹介していきますので、応援よろしくお願いいたします。

 

また、記事内の誤りがあれば教えていただけると幸いです。

 

 

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