今回は鉄血のオルフェンズの愚か者イオククジャンについて解説していきたいと思います!
イオク様といえば、ネットでは『無能』『最後がざまぁ』『かわいそう』と言いたい放題されています。
何故、あんなにも嫌われてしまっているのか。その真相に迫っていきます。
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イオククジャン
名前 | イオク・クジャン |
性別 | 男 |
階級 | 准将 |
所属 | ギャラルホルン、クジャン家当主 |
搭乗機 | レギンレイズ(イオク仕様) |
声優 | 島崎信長 |
登場作品 | 機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ |
イオク様といえば、ギャラルホルンが束ねる7つの家門『セブンスターズ』の一角クジャン家の当主であり、アリアンロッド第二艦隊の指揮官。
と家柄も役職もとても素晴らしいです。
さらにはクジャン家の『如何なる敵も正面から迎え撃つ』という教えを尊重し最前線で戦う。まさに名実ともに誠実なキャラクターです。
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なぜ、働き者なのに無能なのか
真面目で正義感が強い熱血キャラであるイオク様ですが多くの方から”無能”と言われていますが、実際のところは何があって彼がそう呼ばれているのででしょうか?
そもそも操縦がヘタクソ
指揮官でありながら最前線に出るという血気盛んなイオク様ですが、MSの操縦は上手いとは言えません。その上、等の本人にはその自覚が全くありません。射撃の腕は特にひどく、主人公の三日月オーガスからは、
『避けた方が当たりそう』
と言われています。
専用にカスタマイズされたレギンレイズのレールガンも無用の長物と化しています。
他にも
- 出撃しようとすると基本的に部下が止めに入る。
- 出撃したらしたで支援射撃機なのに率先して前に出ようとするため、前に出ないように必死で止められる。
- 撃ったら撃ったで、格下の量産型MSにすらロクに当てられない
- 味方が敵機の至近距離まで詰めてトドメを刺すタイミングで命中、味方の攻撃を空振りにさせて敵機を助けてしまった上、味方に当たってもおかしくない撃ち方だったので、敵に「どういう神経してんだ…」と呆れられる始末
などなど事例を挙げるとキリがない。
知識に疎く、政治能力に欠けている
目覚めるモビルアーマー(以下MA)。厄祭戦はモビルスーツ(以下MS)とMAの戦いであり、MSはそのために作られたものであったことが判明した。厄祭戦を引き起こしたその実力はいかほどなのか?うっかりそんな存在を起こしちゃったイオクに明日はあるのか?次回に期待#g_tekketsu pic.twitter.com/GF86P1Lk7u
— ツナリス (@Leasingmorto) December 4, 2016
やる気ある熱血キャラであるイオク様だが、基本知識が無く厄災戦時のモビルアーマーに関する情報を全くと言っていいほど何も知らなかった。
モビルアーマーにMSを近づけると目覚めさせてしまうという制止をガン無視し、モビルアーマーにレギンレイズに乗ったまま近づき再起動させるという最悪の事態を招いています。同じ戦場にいたマクギリスには
『イオククジャン、愚かにも程がある』
と言われるほどです。
尚、イオク様の部下達は自らイオク様を逃すために庇い、瞬殺されました。
部下のおかげで逃げることに成功したイオク様ですが、何を思ったのか部下の敵討ちと豪語して再び攻撃を仕掛けるのでした。
攻撃は珍しく命中しますが、ダメージはゼロ。それどころかその攻撃でモビルアーマーの進路を変えてしまい、民間のプラントに攻撃してしまい民間人は死んでしまいます。
人の話を聞かない
基本的に人の話を聞かないイオク様、これは敵であろうと味方であろうと同じです。
- マクギリスの制止を言い訳と判断し、『問答無用!』と近づいていきモビルアーマーを目覚めさせる。
- シーズン2の11話モビルアーマー戦にて、部下から『迂闊です!』『下がってください』と言われても聞かず。
- 同じく11話で愚かな行動を止めにきたジュリエッタから『大人しくしていてください』と注意されてもガン無視して戦場に戻ります。
- 15話のタービンズとの戦闘において停戦信号が出ても、そんなものは見ていないということにして攻撃を開始します。
さらに戦闘終盤、敵艦から降伏信号がでても『聞けない相談だな。』とそれを無視して砲撃を開始します。
以上がイオク様が人の話を聞かない場面になります。
まとめると、
出来事 | イオク様 |
部下の制止 | 聞かない |
同僚のアドバイスや注意 | 聞かない |
停戦信号 | 無視 |
降伏信号 | 無視 |
条約違反の兵器 | 使用 |
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圧死:『ざまあ』と言われるイオクの最後
いくら敵側のキャラクターでも死亡してしまったら普通そうならないんだけど、イオク様がニッパーで挟まれたときは「やったぜ。」ってなったよ。 pic.twitter.com/7G7T8xeJkE
— あおつき💸 (@_aotsuki_) September 26, 2019
イオクざまぁ!
昭弘よくやった(TдT)#g_tekketsu#鉄血のオルフェンズ pic.twitter.com/WzYsJxRjwJ— アコゴン (@Cf7Aw) April 2, 2017
イオク様の最期は多くの視聴者からは『ざまぁ』と言われています。
アニメのキャラクターといえど、人の死で”ざまぁみろ”と馬鹿にされるのはそうあるものではありません。ここからはイオク様の最期についてお話ししていきます。
物語終盤、ギャラルホルンによる鉄華団掃討作戦にて、負傷した身体に鞭を打ち、部下やジュリエッタが止めるのも聞かずに出撃。昭弘が乗るグシオンに攻撃
「イオク・クジャンの裁きを受けよ!」とわざわざ名乗ったのがイオクの命取りとなった。
タービンズの仇の名を耳にした昭弘は激昂し、最期の馬鹿力を発揮。
イオク様のグレイズに巨大シザースを突き立て、押し潰そうと決死の反撃に出る。
イオクを助け出すため部下のレギンレイズが昭弘にトドメを刺そうと攻撃を仕掛けるが時既に遅し。
イオクは実に情けなく『あっ…あっあっ』と叫びならがら、潰れゆくコックピットの中で圧死していった。
これには、当時観ていた視聴者も『ざまぁ』『スッキリした』と言っていました。
タービンズ戦にて降伏や停戦を無視し一方的に攻撃をし、さらにはラフタ暗殺の元凶とも言えるイオク様は視聴者のヘイトを溜め、嫌われていることも多かったのです。
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イオク様は”ヘイト”だった?
今回は、イオククジャンについてご紹介しました。
愚かな行動や発言も相まって、ネットでは散々な言われようとなっています(笑)
しかしながら、部下からの信頼は厚く”イオク様”と慕われていることです。現に戦場では部下がイオク様を庇うシーンが何度もあり、総司令官のラスタルからは、
『ヤツの率直さと熱意には、人を動かす力がるのだ。』と評価されていました。
イオク様自身は、もともと熱意と正義感の強い人柄であり、指揮官という立場でありながら後ろで踏ん反り返ったりはせず自ら戦場に出るという積極性もみられます。
人を寄せ付ける力がる人っているじゃないですか?そう考えると憎めない上司でもあるのではないでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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